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カテゴリー「映画・テレビ」の257件の記事

Monday, March 05, 2012

ドラゴン・タトゥーの女
【感想】

本筋とは関係無いかもしれないけど、デヴィッド・フィンチャーは相変わらず色んな意味での「”痛”いセックス」を描くのが得意(描きたがり)だよなあ。

原作未読なので比較は避けるけど、調査から見えてくる事件のヒントが視聴者側に分かり難いんじゃないかと思う。3冊分を時間内に収めるために少々端折り過ぎなのかもしれない。とはいえ時間分は飽きずに観られたし、キャストはがっちりシナリオにはまっていた。R-15指定だが内容的には18でも良いんじゃないかとはうちの妻のコメントとして付け足しておこう。

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Wednesday, February 22, 2012

逆転裁判
【感想】

ゲームの劇場映画化としては良。映画作品としては微妙。

キャラクターの再現や設定の消化、ゲーム画面の映画における再現度は素晴らしい。監督の原作劇場化能力はこれで一定の評価を得たのではないかと思う。けれども劇場版実写ヤッターマンの時にも思ったんだけれども、原作の再現に拘り過ぎて中盤の間延びが酷いのはどうにかならないもんかと。途中で疲れて忠実な再現が嫌味に見えてくる。

これを一般観客向けに見せるのはどうなんだろうかねえ。


公式サイト

   

タンタンの冒険ユニコーン号の秘密
【感想】

作品の内容じゃなくてキャラクター造形やイラストが好きな人にはこりゃ受け入れられないだろうなあ。
俺は大好きだけど。

指輪物語でも見せた、監督お得意な”作品をじっくり味わっていないと出来ない”と感じさせる程度の作り込みが素晴らしい。タンタン自身の漫画内におけるシニカルさは多少影を潜めているものの、原作から違和感ないように導入されたオープニングシャドウアニメからスノーウィーや船長の動きにいたるまでぐいっと引き込まれあっという間に観終わった。セル式リミテッドとは明らかに違う、これぞ劇場用モデリングアニメ決定版だと個人的には思わせられた。

映画館の大スクリーンで観られなかった人は残念でした。
こういう作品こそ劇場にて観るべきだよ。


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Friday, June 03, 2011

パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉
【感想】

うーむ、捨てられた元恋人のキャラクターが裏切りまくって大どんでんがえし、的なシナリオを期待したのだが以外に素直な展開でちょっと座りが悪い。あと2と3がファミリー向けにはグロすぎたせいか全体的に表現は大人し目。ちょっと物足りなかったなあ。

まあディズニーシーのアトラクションになったら、このくらいが体感しやすいレベルの表現になるんだろうけど。

眼鏡だとやはり3Dの長時間視聴は辛いなあ。かといって映画館の裸眼立体視は原理的に難しいだろうから、今後の映画視聴は悩ましい選択を迫られそう。特にこういうハリウッド的娯楽大作が。


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”もどかしさ”を体感させる「まどか☆マギカ」
【アニメ】
【レビュー】

全12話をニコニコチャンネル全話パックにて視聴完了。

ほむらの記憶を断片的にたどっていく構成のため、回収されていない伏線やキャラクター同士のコミュニケーションが齟齬を来しているような場面も見受けられたが、主人公を物語の文字通りアイコンにしていく過程への繋ぎ方は非常に面白かった。思春期の少女が抱える”もどかしさ”を男性側から見た視点で体感させる事に成功しているのではないかと個人的には思う。


ただ、各々のキャラに人格が宿っていたかと問われると、それは残念ながら感じなかった。片側の性でしかない虚淵氏の限界であろうし、この世界にいる多数のジェンダーどれかに属する作り手側が永遠にたどり着けないテーマなのであろう。

声優陣のチョイスに関しては不満。あえて少女声ばかり揃えたのだろうが、思春期に「声」で悩む女性の悩み・もどかしさもあるはずでアニメであればこそそこにも踏み込んで”もどかしさ”を感じる幅を広げて欲しかった。


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Tuesday, November 23, 2010

ハリー・ポッターと死の秘宝
【感想】

始まったばかりのキャナルシティIMAXで観たが、3Dじゃなくても映像のクリア度はデジタルらしいエッジの立ち方でなかなか良い感じだった。音はかなりうるさいと感じたが。耳が痛い。

ハリポタ自体は最終巻の半分なので感想の言い様が無いという感じ。見事に前半戦でぶっちぎれる幕引き。映画館でなくとも良いと思う人は後編も出てからまとめて観た方が良いんじゃないかなあ。

あ、本編と関係ないけどハリーの中年おっさん化進行の度合いが凄いことになってる。補正も限界があるんじゃなかろうか…

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Monday, November 15, 2010

ナイト&デイ
【感想】

導入、二人の出会いはあまりにも強引だがまあこの辺はハリウッドのお約束ということで無理やり納得させてやれば後は非常に面白い。

組織の同僚に裏切られ逃げ回る様はまさに「逃亡者」然としているし、キャメロン・ディアスのあっけらかんとし過ぎた態度は違和感がありまくりだが、畳み掛けるような展開で設定の不自然さを覆い隠して飽きさせ無い手腕はさすがジェームズ・マンゴールド。然程年を食っていないのに貫禄ある作りだったのは何だろうな。

トム・クルーズは相変わらず素晴らしい無頼漢ぶりなのだが演技は最近単調に感じるかも。まあこれも彼が役者として出来上がりすぎているが故なのだろうけれども。
脚本があえてパロディとしてやっているような気もするが、設定・役柄としてミッション・インポッシブルシリーズに被る部分もあってMIシリーズ中の番外編的な印象も受けた。

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近年のトムクルーズといえばこれ。新作も公開予定とか。

個人的にはバニラ・スカイが好き。主役二人の初競演作でもあるし。

Sunday, September 19, 2010

バイオハザードIV アフターライフ
【感想】

序盤の中島美嘉は要らないと思う(笑)
日本であること自体がリップサービスなのは観る前からの予想通り。

アリスの性格を薬を注入するシーンまで使ってファーストの頃へと強制的に戻したのは、シナリオ上の展開なのかそれとも監督の単に趣味なのかは悩むところ。夫婦生活の反映なのかと辺に勘繰ってしまうほど特別に整合性が取れてるわけでも無いのが何とも言えない部分だなあ。

あと、この映画シリーズってそこはかとなく9.11以降のイスラムに対する差別感情が見え隠れしてたんだけど、今回はゾンビ側についても希薄な感じ。ハリウッドの空気がおおっぴらな「差別」から積極的な「無視」へと移り変わってるのかなという思いも抱かせた。

シナリオの流れを考えるとサブタイトルは「絶望への脱出」とかベタに攻めた方が注目度は上がったかもしらん。

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Monday, August 09, 2010

ソルト
【感想】

ジェイソン・ボーンシリーズに勝算無しで果敢に挑みスッキリ完敗しました、という感じ。少なくともシリーズであれだけの評価を得てしまっている作品をほぼママトレースしちゃいかんよなあと。
主役がアンジェリーナ・ジョリーでなければもっと酷評であってもおかしくない。というか配役をアンジュにしてしまった時点で負けが決定していたんじゃないのかこれ。どんでん返しだと思って制作者側が仕掛けたギミックもありきたり過ぎて驚きが全く無くなっちゃうだろうに。

アメリカでどの位ネタとして通用する程にこの作品に書かれている「脅威」が実感されているかはわからない部分もあるんだけど、今更旧世界対立の負の遺産みたいなシナリオかまされてもなあ。洗脳が感情によって破られるプロセスも端折り過ぎてて何だかよく分からない伏線とギミックになってるしね。もうちょっと設定に厚みが出ないもんかと思うんだが。


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仮面ライダーW フォーエバー
天装戦隊ゴセイジャー
エピック on The ムービー
【感想】

今回は両方共に作り込みが甘い。
シナリオも雑。

ゴセイジャーの方は、放映時間を考えても新キャラクターと主人公たちの感情の交流なんて描けるわけ無いんだから、変な色気は出さない方が良いだろうにちょっと色々手を伸ばしすぎてる。

ライダーは、前回の映画版Wもそうなんだけどせっかくのキャラクターが生かしきれてないんだよなあ。フィリップの親子ネタと絡めるんならもっと深く親子の愛憎に突っ込めば良いのに中途半端過ぎるって。

あと、全体的に予算が足りないんじゃないかと思った。時期的な間に合わせ感はあまり出さない方が良いんじゃないかねえ。


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