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Wednesday, September 26, 2007

語源、言葉の変遷を考える

ここに書いてあった風習「おっとり嫁じょ」でふと。

この風習自体は今の目で見ると以上というかもう駄目だろそんなん、って感じなんだけどそれは置いといてですな。田舎の昔の風習を今論じても仕方が無い部分もあるんで。

元々はたぶん風習の中身の意味そのまんま「嫁になりそうな女を奪ってくる」というところから付いたんだろうと推察される。ちなみに単語の意味はそれぞれ以下の単語からの変容じゃないかな。

奪い取り(る)→うっとる、おっとる→おっとり
お嫁さん→嫁女(よめご)→嫁じょ

熊本南部では奪い取るという意味で「おっとる」、お嫁さんのことを「よめご」という言い方をするのです。余談だが女性器のことを「めめじょ」と言ったりもしますので主に女性の○○という単語を呼び習わすときに末語「じょ」を付けるようですね。

ということで久しぶりに方言について考えてみた。

この時代「おっとり嫁じょ」の風習があった地方の親は男の子供が好きな女の子に結婚を申し込みたくてモジモジしてたらこう言うんだろうなあ。

「はよ、よめごばおっとってこんか!(早く嫁を奪い取って来い)」

まあコレだと熊本弁なんだけどね(笑)
鹿児島弁はまた違うんだよな。

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