ゲームとしてのテニスを語る
語っているのはフローラン・ダバディ氏ですけどね。
コンティニューVol.15にて「ファイナルマッチテニス」の開発者、天野亮司氏とテニスゲーム談義に花を咲かせておりました。
実は私がヒューマンに入った頃にはすでに天野氏は退社していて、社内では生ける伝説(*)と化していたので直接の面識は無いんですけど、氏が作った中で一番ハマった作品がファイナルマッチテニスでした。私には当時ナムコから出ていた「ファミリーテニス」のスピード感の無さはどうにも耐えられなくて、正直”テニスゲームなんて面白く無いじゃん”とすら思っていたので、スピード感充分でなおかつ自分でコントロールしきれば思ったとおりに応酬の出来るこのゲームは本当に楽しんでプレイしていました。ダバディ氏や海外のゲーマーがハマったのも分かる気がします。
スーパーファミコン版は別物ってのもその通りで、プレイのアルゴリズムから全くの書き起こしですからね。(別に私が組んだわけじゃありませんけど天野氏は独学プログラマなので彼の残したソースはグチャグチャで他の人間には全く役に立たないんだよね~な泣き言を当時聞いた記憶がありますので。)意識してPCエンジン版とは変えたような話もちらほらと聞いたような気もします。ああ、そういえばこちらの方はパッケージとかの宣伝を手伝った気がするなあ。メインは後輩の女性広報の人がやったと思うけど。
(*)入社時はプログラムのプの字も知らなかったのに1年余りでフォーメーションサッカーやF1トリプルバトルを作ったとか聞いたらやっぱシビれますわなあ。仕事人としては尊敬しますよ。
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