吸血鬼ゴケミドロ
【感想】
1968年に公開された松竹特撮怪奇映画の第1弾。地元映画館にてリバイバル上映中。
この前にエントリした「ブラッド」とは真逆で、不必要なぐらい性的連想させるシチュエーション満載。額にパックリ割れ目が出来てそこに粘液状のゴケミドロが進入するシーンなんかもう何をかいわんやという感じ。まあ征服・虐殺されていく被征服者側を引き立たせるためのショッキングな演出だったんだろうけどそれ以上にあなた達はかほどに欲求不満ですかと小一時間(笑)
無意味にベトナム戦争批判のための映像が挿入されたり(まあテーマ的には沿ってるんだろうけど今観ると唐突)特撮がショボかったりと時代的な匂いは存分に感じるがそこはまあ棚の上に置いといて、極限状態における人間模様のエグい描写は最近のヌルい映画作品は足元にも及ばない。妻を政治家に差し出す武器商人・自殺願望のあるキチガイフリーターや海外行使を射殺したテロリストが同乗してるなんていう破天荒なシナリオやエンディングがもろ終末思想に直結するあたりは今の人には作れないんじゃないかと思うよ。
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