レディ・イン・ザ・ウォーター
【感想】
シャマラン流、人魚の御伽噺。ウォーター・イン・ザ・ベッド(それは違う)。
何もかも失った(失いかけている)キャラクターが主人公なのは毎度のことながら、直感で動く主人公はじめその他の登場人物が必ず1回は”間違ってしまう”のには笑ってしまうところ。しかも間違いを認めない者には手ひどいおしおきが待っているところなんざ芸術的残虐性を魅せる監督の面目躍如ってとこか。相変わらずモンスターのしょぼい造詣だけは苦笑いなのだが、まさに暗い絵本とも言うべきそれ以外のビジュアルがその部分を覆い隠してくれるので見ている間は気にならないと思う。
シャマラン作品が誤解(曲解)と和解を繰り返し「良き者」に近づいていく家庭を見せていくことに固執してるのは何でだろうと改めて思うのだが、そこは分からんのよね。感覚的なテーマは感想レベルの言葉繰りでは説明しづらいなあ。
そうそう、忘れるところだったけど主役の一人ストーリーを演じるのは前作「ヴィレッジ」に引き続きブライス・ダラス・ハワード。ロン・ハワード監督の娘であるこの子の眼力は凄い。お子さんが生まれるそうでおめでたいのだが、子育てが落ち着いたら早めに復帰していただきたいところ。裸を見せないセクシーさが出せる女優ってのはそうそういないからね。
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