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Monday, October 30, 2006

父親たちの星条旗
【感想】

クリント・イーストウッドの監督として役者を魅せる作品力と、スピルバーグの残虐行為手当が相まって凄まじい焦燥感と寂寥感が漂う作品に仕上がっていた。戦争のやるせなさを味わいたい方は必見。
ユナイテッド93のとったリアリティのあり方とはまた違ったドラマとしての映画の見せ方に徹しているところはさすが。イーストウッドは自分が出ない方が良い場合をきちんと見極められる稀有な監督だから、今回の役者起用の判断もドンピシャですな。

しかしメイクのせいもあるとはいえよくもまああそこまで実在の人物と似せるもんだと思う。そこに「プライベート・ライアン」で味をしめたのか、スピルバーグ風味の映画らしいリアリティを倍加させる容赦のない戦闘描写(B級映画よろしく爆発で生首がすっ転がる映像はイーストウッドの趣味であるまい)が加わると頭が痛くなる。

俺はいいんだけど、これPG指定じゃないのかよと思ったんだが違うのかねえ。

気になったのは後編である「硫黄島の手紙」が「男たちの大和」と寸分たがわぬキャスティングのせいでどうにも生ぬるく感じてしまうところ。まあまだ公開されていないし観てもいないので断言は避けるけど、公開中のこれと比較されるとどうにもこの日本人役者たちの舞台がかった演技の大仰さにうそ臭さを感じてしまいそうでなあ。


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