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Friday, December 03, 2004

井戸端会議の拡大版にネットジャーナリズムとか言われても…

団藤さんの本家は”読み物”として楽しく読ませていただいているが、今回のweblogのエントリーはさすがに頷けない。鸚鵡返しな発言てのは揶揄する目的ぐらいにしか機能しないのだからジャーナリストとしての発言ならば猛省を促したい。頭に血が上りすぎていると思う。

個人的にはまあ、国家間のうやむやとかデジタルディバイドが解消されて全世界的に格差無く閲覧・発言ができるようになるならともかく、結局は島ごとの井戸端会議でしかない状態から客観性のある「ネットジャーナリズム」なんてものが育つとは思えん。それよりもコミュニティを管理可能なレベルで巨大化させて圧力団体としていったほうが実際の政治経済には発言力を持てると思うんだがそういう変革をジャーナリスト然とした人は求めたがらない(ポーズを取る)んだなあと感じた次第。社会を正常と思えるものにさせるのに必要なのは勢力の均衡であって衆愚的な机上のジャーナリズムではないよ。

で、団藤さんが願うように個人がジャーナリスティックな感性を発揮してweblogに発表したとして、それをまとめ上げる事のできる存在が無ければそれは単なる放言でしかねえだろう。それを担ってるのがネットであれば半機械的ジャーナリストとでも言うべきGoogleやYahooなどの各種検索サービスであってそれにしたってある程度の検閲が入る以上恣意的にならざるを得ないというのに記事になるネタを選んで発表している側が「統治のツールであろうとしたことなど」ただの一瞬もないというのはあまりに赤面物の手前勝手な言い分だと思うが。

大体が切り込み隊長の言ってることは好むと好まざるとに関わらず発表した記事の持っている志向性が読者にとって自動的に「(読者を導くという意味で)統治のツール」になるってことであって(勝手な推論だが)本人の自覚を聞いているのではないだろう。さらに言うと前記の自覚も無く記事を書いていたのだとすると単なる放言?かましっ屁?何だよ報道の姿を語ったエッセイかよ、と愕然とするのだがまさかそこまで無自覚な人もいないだろうと思うのでもうちょっと贔屓目に捉えてみたいがどうなんだろうか。

2004.12.04追記
団藤さんのところにトラックバックしてあるんだが表示されて無いねえ。システムの不具合なのかココログのTBが拒否設定なのか。どちらにしろシステム不具合はあらぬ誤解を生むので改善を請いたいところですな。

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